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オーディオケーブルの比較

オーディオケーブルはアクセサリーとよばれていますが、オーディオ機器をつなぐ重要なパーツです。これだけは「価格=性能」にならず、あくまでも自分のオーディオ・システムの音質を改善できるかどうかが全ての世界。

そうとわかっていても思ったような音がでなかった「ハズレ」の時のショックは大きいです。いわば「ハイリスク・ハイリターン」な存在です。とはいっても数万円もするケーブルを買って一発勝負にでる度胸はないので、手ごろな価格のものを宝クジ感覚で楽しんでいます。

オーディオ・ケーブルをいくつも買うことを「電線病」と揶揄する人もいるようですが、この「電線」の世界も奥が広く、病気にかからないとわからないことがあるのも事実で、病気を恐れて足を踏み出さなければ前には進みません。オーディオという趣味は音の違いを楽しむものです。

オーディオケーブルの導体の性能から言えば、6Nよりは8N、8Nよりは純銀ということになりますし、構造的には2芯や4芯構造よりも同軸構造のほうが伝送損失は低いということになりますが、必ずしもそれらと音質が一致しないところが面白いところであり、難しいところです。

正しく言えばケーブルは音を再生したり、音を出す装置ではありません。音が変わるのはケーブルの先に接続されているオーディオ機器(アンプ・D/Aコンバーター(USB-DACも含む)、スピーカー)に影響を与えるからです。
本来ならケーブルは音楽信号だけが流れれば良いのですがそうは行きません。外部から侵入するノイズはオーディオ機器にとって最大の敵となりますし、ケーブル自体の原因による伝送ジッターや波形ひずみなどは信号の波形を変化させてしまいます。
外部ノイズはケーブルがアンテナのように働き「受信」することによって起きますが、その逆で音楽信号やノイズを放出(送信)もしてしまいます。このため単純に導線の純度や抵抗、静電容量などの数値が良いだけでは、ノイズの混入は抑えられませんし高い伝送効率も得られません。
そこで重要なのが同軸やスターカッド、ツイストペアなど、構造的にノイズが入りにくいケーブルにすることと、さらに絶縁やシールドの方法、材料を組み合わせることで、「音の良い」オーディオケーブルが作られています。

また「ダークな世界」があるのもオーディオらしいところで、自作ケーブルをやっている人はわかりますが数万、数十万のケーブルと同じ材質、構造の切り売りケーブルが他のメーカーから数百円、数千円で出ていることも珍しくありません。また特殊な材料や構造であるかのように説明に書いてあっても、実は普通に流通している素材やよく使われている構造だったりします。

悪く言えばメーカーにとってケーブルは、生産を外部委託して簡単に作ることが出来て、原価が安いにも関わらず趣味性をくすぐって高く売れる「おいしい」商品です。そのため導体などの材料や構造から見ても、あり得ないような価格(ボッタクリ)を付けているものが少なからずあります。
また、そこをつけ込んで外見では見分けのつかない安価な偽物ケーブルが、オークションなどで出回っているので注意が必要です。

ケーブルについてのオーディオ評論家のレビューは価格偏重が多いです。10万円以上の高額ケーブルでも、簡単に「コストパフォーマンスが高い」と書いたりしています。そんな「ゴマすり記事」が多い評論家でも、5万円を超えるケーブルの中にも、実際には1万円のケーブルよりも情報量や音の密度が悪いものがあることを認めています。

ケーブルの世界は3万円のケーブルだから、1万円のケーブルの3倍、音が良いということにはけっしてなりません。解像度やレンジなど特定の項目はかなり向上しているように感じることもありますが、総合的にはいいとこ2割ぐらいしか上がっていません。
価格が高いから音が良いという単純な思い込みは、オーディオケーブルを選ぶ時にあまり役に立たないと思います。


RCAケーブル No.1 RCAケーブル No.2

RCAケーブル No.3 RCAケーブル (自作ケーブル)

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