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AT-SA2000は2005年に発売されたアートリンク・シリーズ(2代目)の中核モデル。反転撚り構造を採用した2芯シールドケーブルです。 導体は2種類の線径のOFCで、ポリウレタン被覆のリッツ線を使用。これを内側から0.18x19、0.08x37、0.08x43、0.08x50と4層に重ねています。ドレイン線もOFCで0.08x19。 線径に合わせて撚りのピッチを変え時間軸のずれを補正。反転撚り構造にすることでインダクタンスを低減しています。 絶縁体はPE。介在はPP糸。シールドはアルミラップ。シースはPVCです。ケーブルには方向性の表示があります。 プラグは真鍮削り出しで、接触部分は24kの金メッキ、ボディはニッケルメッキとなっています。 オーディオテクニカらしい設計のケーブルですが、この価格で導体が、普通のOFCだけというのは物足りない。昔はオーディオテクニカというと「PCOCC」のケーブルが有名だったのに・・・。 音はAT-EA1000よりフラット方向に振って、レベルアップしているものの、解像度、レンジ、スピード、キレ、中低音の締まりなど、どこをとってもZonotone 6.5N・AC-2000 Meisterにはかないません。 内容的にはAT-EA1000をちょっと良くしたくらいないのに、価格は2倍以上。なのに音は他社の実売1万円クラスに負けるなど、コストパフォーマンスはかなり悪いです。 雑誌「オーディオアクセサリ」では良い評価を得たケーブルですが、オークションなど中古価格が6.5N・AC-2000 Meisterより安いことでも、実力の程を証明しています。 導体:OFC(ポリウレタン被覆のリッツ線) 構造:2芯シールドケーブル 芯線抵抗:17.3mΩ/m 静電容量:101pF/m ケーブル外径: 価格:発売時は15,000円(0.7m)、18,000円.(1.3m)。 現在は16,500円(0.7m)、19,800円.(1.3m)。 |
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AT-EA1000は2006年に発売された新しいアートリンク・シリーズの入門モデルです。 反転撚り構造や多層化したOFC導体の2芯シールドケーブルで、基本的な構造は上級モデルのAT-SA1000と同じです。 導体のOFC(無酸素銅)は2層になっており、内側から0.18x12、0.18x18。反転撚り構造にすることでインダクタンスを低減しています。ドレイン線は0.08x19。 絶縁体はPE。介在は綿糸。シールドはアルミラップ。シースはPVCです。ケーブルには方向性の表示があります。 プラグは接点部が24K金メッキ。スリーブ部がニッケルメッキです。 音質は前モデルのAT6A48と比べると、値上げ分以上に音質は良くなっています。ワイドレンジとなり解像度もアップ。音の艶や臨場感もかなり向上。 どのメーカーのどのCDプレーヤーともマッチするので相性はあまり問題は無いと思いますが、取り柄はそのことくらい。 他のメーカーの1万円クラスのケーブルと比べてしまうと、価格の差以上に音の差があります。 導体:OFC 構造:2芯シールドケーブル 芯線抵抗:22.7mΩ/m 静電容量:72pF/m ケーブル外径: 価格: 発売時は5,800円(0.7m)、6,700円(1.3m)、7,800円(2.0m) 現在は6,380円(0.7m)、7,370円(1.3m)、8,580円(2.0m) ※2015年にはPCUHD導体、チタン配合シース、ハネナイト装着のプラグという新しい設計のケーブル「AT-EA1100」(ステレオミニプラグ)が発売されました。 いずれはRCAプラグ版が出てAT-EA1000の後継モデルになると思っていましたが、売れなかったのか生産を終了。そのためAT-EA1000はまだしばらく現役を続けるようです。 |
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AT6A48は1995年の発売で、10年以上にわたり販売された初代アートリンク(ART-LINK)シリーズの入門モデルです。発売当時はかなり売れたケーブルです。 1990年代は現在よりもケーブルの種類が少なく、価格もそんなに高くありませんでした。 ART-LINKが登場したころは、すでにPC-OCCやOFCカンタムを使った高級ケーブルもありましたが、まだ製品に付属の赤白ケーブルを使っている人も多かったと思います。 でも使っている機材は、現在から見ると信じられないような中味の「バブルの物量モデル」です。 わかりやすく言えば、現在の20~30万円クラスの実力を持つアンプやCDプレーヤーに、100~200円で売っているRCAケーブルをつないでいた訳です。 ART-LINKはオーディオテクニカの主力ケーブルで、オーディオ雑誌にもよく広告が載っていました。 高級ケーブルに使われていた素材を採用するとともに、ケーブル自体の外見やパッケージも高級化をはかり、それでいて価格は初級モデルのちょっと上に設定したという、いわば戦略的な位置付けのケーブルだったと思います。 AT6A4の導体はPCOCCとHi-OFCのハイブリッドで、チタン配合シースとレオストマー絶縁体などを採用しています。ケーブルは柔らかくて取り回しは楽です。 音は新しいアートリンクのAT-EA1000と比べるとレンジが狭く、解像度も悪い。低音はブーミーで全体的にこぢんまりとした感じの音です。S/Nが悪いのか透明感もちょっと気になります。 価格的にもクラッシック、ジャズ、ロックといろいろいなジャンルに使うことを想定してチューニングしたと思いますが、今ではゴールドリンク・AT564Aにも追いつかれてきて微妙な立場に。 導体:PCOCCとHi-OFCのハイブリッド 芯線抵抗:32mΩ/m 静電容量:130pF/m 価格 4,600円(0.7m)、5,300円(1.3m)、6,200円(2.0m)、7,400円(3.0m) |
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2007年発売のゴールドリンクのケーブルです。 安くて細いケーブルですが、中味は導体に線径の異なるOFCを使用。アルミ箔とシールド線による2重シールド。さらに振動を抑えるチタン配合シースと、これで1000円?というぐらいに充実しています。 音もなかなか侮れません。旧ゴールドリンクより細くなったのですが、音質は格段に向上。 基本は中音域重視でメリハリがやや強めですが、総合的に見ると、上記のAT6A48との差はそれほど感じられないです。 音を少し硬めにして高域の艶が薄くなったという感じでしょうか。 クラッシックやジャズに使うと、いろいろと気になるところがでますが、ロックやJPOPだけを聴くなら、AT-EA1000より向いている場合も。またクラシック向きのCDプレーヤーでロックを聴く時にも良いです。 ともかく安くてコスパの高いケーブルです。 導体:OFC 価格:発売時は 1,050円(0.5m)、1,150円(1.0m)、1,250円(1.5m)、1,350円(2.0m) 現在は1,265円(1.0m)、1,375円(1.5m)、1,485円(2.0m) |
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AETのラインケーブルとしては一番下のエントリーモデルとなります。 ノイズに強い2芯ツイスト構造のケーブルで、導体は0.4スケアのプレミアムバージン無酸素銅、つまり普通のOFCです。絶縁体は空気含有ポリエチレン。シールドは対高周波用アルミフィルム。RCAプラグはノイトリック製が使用されています。 値段の割には細いケーブルで太さは4mmしかありません。これは自作ケーブルで人気のBELDEN 88760(3.7mm)と変わりません。つまり細いツイストペアの導線をアルミ箔のシールドで包み、その上に薄いシースをかぶせたという構造です。 音はメーカー品としては価格相応(1mで6,000円)ですが、このクラスだとベルデン8412などの自作ケーブルと同等か負ける部分も出てきてしまいます。 設計が新しいオヤイデのQAC-222を使った自作ケーブルと比べると、レンジが狭く解像度が悪い。細かい部分の音が出ないなど完敗となります。 導体:OFC 構造:2芯ツイストペア シールド ケーブル外径:4mm 価格 0.6m 5,400円。1.0m 6,000円。1.5m 6,600円。 |
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1995年ごろの発売。20年以上も販売され続けたロングセラーです。 オーディオテクニカのAT564Aと同クラスのケーブルで、オーディオ入門用や製品付属のケーブルの交換用です。 導体には純度99.996%のLC-OFC(線形結晶無酸素銅)を使用。ビクターは1980年代から低価格のケーブルにもLC-OFCを使用するなど、こだわりを持っているようです。 プラグのボディは樹脂製と見た目は悪いですが、接触部は24kの金メッキ。線材とプラグの接合は、ハンダを使わないスポット溶接を採用しています。 音はレンジが狭く解像度も悪いですが、それでもLC-OFC。楽器の音色はAT564Aより自然です。エントリークラスのCDプレーヤーでジャズなどを聴くには良いと思います。 導体:LC-OFC 実売1,000.円ぐらい(オープン価格・1.0m.) |
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