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ヘッドシェル


リード線

DAMオリジナル ヘッドシェル

DAM(第一家庭電器)オリジナルのヘッドシェルですが、実際はENTRE(アントレー)製のES-10Uです。価格はES-10U(27,00円)の半額以下の1,000円台だったと思います。

材質はアルミ削り出しで、表面を特殊硬化処理してあります。2ロックピン。コパーレッドワッシャーと無酸素銅特殊リード線が付いていました。

重量13g。


オーディオテクニカ MG-10

1970年代から販売され続けているマグネシウム合金のヘッドシェル。超ロングセラーですが、何回も値上げされて現在は4,800円。1970年代は定価が2,200円でした。

マグネシウムの特徴は、アルミニウムに比べて2/3、チタンの1/3と比重が実用金属中で最も軽く、比強度(強度/比重)や比剛性(剛性/密度)も、アルミニウムや鉄などよりも優れています。また振動吸収性も実用金属中では最大と言われています。

弱点は腐食しやすいことで、そのために合金にして使用されています。古いMG-10には腐食が出ているものもあり、合金とはいえマグネシムの比率が高いのかもしれません。

重量10g 価格2,200円。


オーディオテクニカ MG-9

上記のMG-10(マグネシウム合金)の天板に溝を設けて、防振材を埋め込んだヘッドシェルです。価格は3,700円とMG-10よりもだいぶ高いですが、AT-609相当の純銀リッツ線が付いていました。

当時、ヘッドシェルに防振材を取り付けるのは、雑誌で紹介されるなど、ふつうに行われおり、秋葉原ではユーザーが簡単に取り付けられるように、粘着剤付の鉛板が売られていました。
いわば、これをメーカーの既製品として売り出したのがMG-9です。

後継モデルのMS-9は、下記のLS-12と同じデザインになります。

重量9.3g 価格3,700円。


オーディオテクニカ LS-12

LS-12はアルミダイカスト製で、マグネシウム合金のMS-9と姉妹機となるヘッドシェルです。

天板にゴム系の防振材を埋め込み、指掛けにも防振材が使われています。これらはQダンプと呼ばれていました。

カートリッジを装着するネジ穴は2つしかありませんが、シェル本体とコネクタの結合部には、六角穴の調整ネジがあり、オーバーハングと左右の傾きが調整できます。

初期型のリード線はAT-609相当の、純銀リッツ線(0.12Ф×14芯)が使用されていましたが、銀の価格が高騰したため、OFC線に変更されて、定価も2,800円に値下げされました。

重量12.5g 価格3,500円。


FR S/2

1970年代に発売されていたFR(フィデリティ・リサーチ)のヘッドシェルで、アルミをプレス加工して作られています。

重量12g 価格1,300円。


DENON PCL-3

1970年代のDENONのヘッドシェルとしては、一番安かったモデルです。アルミのプレス製。

重量8.5g。価格1,200円。


Pioneer JP-502

PIoneerのレコードプレーヤーに、標準装備として付いてたヘッドシェルで、単品で販売もされていました。定価は1,500円。

材質はカーボンファイバーの成型品です。Pioneerは当時、カーボンファイバーにこだわりがあり、他にもJP-503、PP-302といったヘッドシェルを販売しています。

現在はカーボンファイバーのヘッドシェルというと、1万円を超える高額な物なので、ある意味信じられない価格です。

重量9.1g。価格1,500円。

Pioneer JP-503

上記のカーボンファイバー製のヘッドシェル「JP-502」に、穴を空けて軽量化をはかったヘッドシェルです。

強度への影響度合いはわかりませんが、重さは0.4gほど軽くなっています。

重量8.7g。価格1,700円。


ADC LMG-1C

材質はマグネシウムにアルミニウムを加えた、いわゆるマグネシウム合金製。

価格は1,400円とマグネシウム製のヘッドシェルとしては安かったです。重量は8g。

しばらく使わなかったら腐食していたので、錆を落として再塗装しました。そのため塗装ムラがあります。マグネシウムはそのままだと腐食してしまうので、合金にして使われる訳ですが、錆が多かったので意外とマグルシウムの純度は高いかもしれません。


PHILIPS EG-9022 無共振ヘッドシェル

一時期、共振しないということで、こんな形状のヘッドシェルがはやりました。2ロックピンで重量は16g。

その特徴は説明書によると、
「ヘッドシェル内部で振動を2方向に整流し、その振動を短絡させて打ち消すメカニカル・ショートサーキット構造。内部反射による残留振動を皆無にした無共振ヘッドシェル。

重量比で最も剛性を高くする骨組み構造。シェルの性能を見極める要素である分割振動や固有振動を全く発生させない静かなヘッドシェルで、オーバーハングを2ヶ所でコントロールできる親切設計。」

また音質については、
「基本構造の良さはそのまま再生品質を向上。カートリッジの持つ特徴を十分に発揮します。
・立ち上がりが良く、さらに余韻感が明瞭に再生。
・混変調のない、広大なダイナミックレンジと力強い再生音。
・歪感のないクリアーな音像と、色づきのないフラットな聴感バランスと広帯域再生。
・豊かな重厚感と明瞭な音像定位。」
となっています。

同タイプの無共振ヘッドシェルとしてはオルソニックが有名で、AV-11a(2500円)、AV-1s(2900円)、AV-1b(3200円)、シンメトリーバー強化型のAV-101s(4300円)、AV-101b(4500円)がありました。











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