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レコードプレーヤーのアクセサリー

カートリッジ
ヘッドシェル

オーディオテクニカ ディスクスタビライザー AT-639

ディスク・スタビライザー自体は1960年代からありましたが、1970年代にオーディオテクニカがAT-618を発売すると、その音質改善の効果が評判となりヒット商品となりました。

これにあやかろうと、他社からもスタビライザーが発売される中で起きたのが重量競争です。AT-618の重量は560gですが、マイクロのST-10は約2倍の1kgの重量がありました。

しかし、レコードプレーヤーに搭載されている、モーターのトルクはそれぞれ違うため、過度に重いスタビライザーはモーターに負担を掛け、かえって回転の安定性を損なう場合もありました。

1980年代に入り、ハイトルクのモーターを積んだYAMAHA GT-2000などの、重量級のプレーヤーが登場すると、また多くのディスクスタビライザーが発売されました。

AT-639もそのひとつで、1個の重さは445gですが積み重ねて使用することで、重さを調整できるというスタビライザーです。材質は黄銅の削出しで直径は70mm、高さは15mm。価格は2500円。

メーカーの説明書きには、スピーカーのインシュレーターとしても使えると書かれていました。



ナガオカ AEアダプター

1970年代に売られていたEPアダプタで、価格は400円。

アルミムク材からの削り出しで、形状からすると現行モデルのAD-653/2と同じ物かもしれません。
上位モデルとしてPUアダプター(600円)がありました。



ナガオカ ピックアダプター

このEPアダプタはプラスチック製で、カラーはイエローの他にブルーやレッドもありました。



オーディオテクニカ 水準器 AT-615

1970年代に販売されていた、レコードプレーヤーの、水平をとるために使う水準器です。ケースはアルミ削り出しで、サイズは直径37mm、高さは17mm。

一時期、販売を休止していましたが、復活して現在も売られています。今の物は、カラーがシルバーになっているだけで他は変わりません。

当時の価格は2,000円で現在も変わりません。



ナガオカ アルジャント

1966年ごろの発売で50年以上も販売されている、ロングセラーのレコードクリーナーです。
1970年代前半ごろには雑誌や販売店、そしてユーザーの評価が高く、まさに定番の商品でした。

その後、イギリスから「ピクソール」が上陸して、ローリング・クリーナーのブームが起きますが、当時の物は粘着力が弱かったり、レコードの溝の中のホコリが取れないということで、アルジャントと併用している人も多くいました。

現在のアルジャントはどうかわかりませんが、70年代のものはイタリア製の高級ベルベットを使用しており、それを証明するシールが貼られています。

1972年の価格は800円。


ピクソール レコードクリーナー

イギリスのミルティが開発した世界初のロール式クリーナーで、日本での発売は1975年。当時としては画期的な商品で、オーディオ雑誌でも大きく取り上げられました。その後いろいろなメーカーから類似品が発売され、ローリングクリーナーのブームとなります。
価格は3,900円で交換用のリフィル(ロール)は990円。1981年には改良型の「ピクソール Mk2」が発売されました。

ピクソールはローラ部分に粘着式のテープが巻いてあり、その粘着力でホコリを取るという商品です。テープが汚れたら、切り取ると新しいテープが出てきます。
つまり掃除用品の「コロコロ」と全く同じ仕組み。ニトムズが「コロコロ」を発売したのは1983年で、オーディオファンは誰しもピクソールのパクリだと思ったものでした。

ローラーのテープの長さは1.5mで10層になっています。1本のロールでレコード100〜200面。A面・B面の両方をクリーニングすると、50〜100枚がクリーニングできました。

使用方法はレコードの中心部から外側に向かって、ローラーを転がすことでホコリを吸着します。当時はみんなターンテーブルの上にレコードをセットして、回転させながらクリーニングしていましたが、取扱説明書にはターンテーブルの上では使うなと書かれています。
また説明書には「明らかに汚れたレコードの場合は、あらかじめブラシなどで大きいゴミを取り除いてください」と書かれています。

弱点は粘着テープのため、レコードの溝の中に入ったホコリが取れない場合があること。
交換用のロールが高いのでギリギリまで使おうとすると、テープの粘着力が弱くなり、レコードの静電気に負けて、逆にホコリがレコードに付いてしまうこともありました。この件ではテープの薬剤がレコードに付いて、のためにレコードが汚れたと勘違いする人もいたようです。
また静電気防止のスプレーが使えないため、冬場の「パチパチ」が解消されないなどの問題もありました。

ライバル商品にはナガオカのローリングクリーナー(2,900円)や、SWINGのローリングダスパー(3,600円)などがありました。特にナガオカのローリングクリーナーは、ピクソールよりも値段が1000円も安く、特殊ラバー製のローラーは汚れたら、水洗いするだけ再使用ができ経済的だったので、ピクソールから買い替え組も多かったとようです。




マクセル 自走式レコードクリーナー

1981年に発売された自走式のレコードクリーナーで、Lo-D AD-093と同一商品。このAE-320のヒットによって、各社から多くの類似品が発売されました。

ターンテーブルのセンターシャフトにクリーナーをセットして、スイッチを押すとクリーナー自身が回転して、レコード盤のクリーニングを行います。クリーニング時間は約10秒(クリーナーが3〜4回転でOK)です。

LP、EP盤どちらもクリーニング可能で、単3乾電池2本でLP約25枚(表裏50面)をクリーニングできます。

クリーニングは0.05mmのらせん状ブラシが、回転(毎分2500回転)することで行われ、ホコリは本体のダストボックスに入ります。

付属品は収納用カバー、置台アダプタ、EPアダプタ、掃除用ブラシ。

定価は4,500円。




JCB トーンクリーナー

1970年代のスタイラスクリーナーです。当時のスタイラスクリーナーは、どのメーカーも香水やマニュキアのような、オシャレなガラスの小ビンに入っていました。

中味はふつうのアルコールなのに、価格は600〜800円もしました。要するにガラスのビンは、少しでも価格を高く見せるための道具だった訳です。

同梱としてトーンアームのクリーニング用に、ウィピングクロスが付いています。

メーカーのJCB(JCB INDUSTRY LIMITED)は、日本綿棒株式会社のことで、同じ「トーンクリーナー」のシリーズとして、カセットデッキ用のクリーニングキットなども販売していました。











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