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TOP > イヤホンの音質比較 > audio-technica ATH-CKS77 |
audio-technica・オーディオテクニカのATH-CKS77は2011年4月15日の発売。「圧倒的な低域表現を獲得した、キレのあるサウンド再生」という「SOLID
BASS(ソリッドベース)」シリーズのイヤホンです。 カラーはブラック、ブラックレッドの2色です。 同時にATH-CKS55(5,040円)が発売され、翌2012年には上級モデルとなるATH-CKS99(1万2600円)が発売されました。 |
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ATH-CKS77の特徴について |
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ATH-CKS77では重低音を再生するために、「サブチャンバーメカニズムAR」と「2ポジションポスト」の2つの機構を採用しています。 (1)サブチャンバーメカニズムAR ボディに切削アルミニウムを使い、低音を増強する空気室(チャンバー)を設け、アコースティックレジスター(音響抵抗)を直列配置した「サブチャンバーメカニズムAR」を採用しています。これにより量感があり引き締まった重低音を再生しています。 (2)2ポジションポスト イヤーピースは装着を「スタンダードポジション」と、「ディープポジション」の2段階に調整できる「2ポジションポスト」を採用。装着度を増して音漏れを防ぎ、低音の再生力を強化しています。 ドライバーユニットは強磁力マグネットとCCAWボイスコイルを使用した、12.5mmの専用ドライバーを開発。 コードのシース(外皮)には、高弾性エラストマーシースを使用。長さは1.2mコードで金メッキL型ステレオミニプラグを採用しています。 4サイズのイヤピース(XS,S,M,L)と、ポーチが付属しています。 |
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ATH-CKS77の音質について |
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音はドンシャリ型で高音の解像度や透明感はちゃんとあります。 問題は低音で、かなり強めに出ます。低音は重低音の部分は締まっていますが、中音と低音の間になる中低音の部分が、少しボワついています。これにより中音や高音部分が影響を受けて、聴いていてもバランスが悪いです。 例えばドラムの音でいうとバスドラにチューニングを合わせているようで、バスドラの音は良いのですが、スネアやハイハット、シンバルの音は原音とは違います。 やはり低音で人気のJVC HA-FX3Xに比べると人工的な感じの低音です。 タッチノイズはケーブルの分岐部より下は良く抑えられています。それより上は少しあります。ケーブルはからみやすいです。 |
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ATH-CKS77のフィット感について |
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ボディが大型で少し重いですが、ステム(音筒・チューブ)が長くイヤーピースもキッチリとはまるためフィット感は良いです。 |
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ATH-CKB70 ATH-CK330 | |||||||||
ATH-CKS77 BK ブラック | |||||||||
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装着方式 | カナル型 |
構造 | 密閉型 |
駆動方式 | ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 12.5mm |
再生周波数帯域 | 5Hz~25,000 Hz |
出力音圧レベル | 106 dB/1mW |
最大入力 | 100mW |
インピーダンス | 14Ω |
コード | 約1.2 m(Y型) |
プラグ | 3.5mm金メッキ L型 ステレオミニプラグ |
重量 | 7g(ケーブルを除く) |
付属品 | イヤーピース XS、S、M、L ポーチ |
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ヘッドホン |
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デジタルアンプ |
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