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オーディオテクニカ ATH-CK330のレビュー

オープン価格 実売1,680円~2,180円



audio-technica・オーディオテクニカのATH-CK330は、2015年4月17日の発売で、ATH-CK323の後継モデルとなります。

カラーはブラック、ブルー、ブラックイエロー、ゴールド、ライトピンク、ピンク、レッド、シルバーグリーン、ターコイズブルー、ホワイトの10色です。

1.2mコード、L型プラグを採用したATH-CK330Mの他に、0.6mコード、ストレートプラグのATH-CK330S。iPod/iPhone/iPad専用のリモートコントローラー/マイクが付いたATH-CK330i。スマホのハンズフリー通話に対応した、ATH-CK330iSが発売されました。



ATH-CK330Mの特徴について


audio-technica ATH-CK330は、 クリアな再生音を実現するために、コンパクトなボディに新しく設計したφ10mmドライバーを搭載。
ハウジング上面に低音専用のダクトを設け、メリハリのある低音を再生します。


イヤピースは、高弾性のゴム系素材(エラストマー)を採用。グリップ力がありながら耳当たりが良くし、フィット感を高めています。


楕円型のウェーブコードは、コード表面に凹凸を付けることで、衣服との摩擦を少なくして、タッチノイズを軽減しています。またコード巻き取りホルダーで長さを自由に調整できます。


4サイズのイヤピース(XS,S,M,L)と、コード巻き取りホルダーが付属しています。



ATH-CK330Mの音質について


中音域重視のカマボコ型なので聴きやすい音です。

このイヤホンの一番良いところは、解像度と透明感が良いところです。ここに重点を置く人からの評価は高いかもしれません。
一部の圧縮音源では、その良さが実感できない場合もありますが、これは圧縮に使用したソフトの特性によるものだと思います。

音自体も小型のスピーカーに近い音が出てくるので、このあたりがオーディオ評論家に評価されたところかもしれません。


問題は細かい音が再生できていないことと、レンジが少し狭いこと。中音をハッキリさせるために、意図的に低音と高音を少し抑えていますが、そのおかげで高音のキレが弱かったり、低音の量感が少ない音になっています。
ただ実売2,000円以下のイヤホンなので、これはしかたのないことです。

音楽のジャンルとしてはオールラウンドに使えますが、どちらかというとJPOPやアニソン、ボーカル向き。ロックを聴くにはもう少し低音が欲しいです。
クラシックやジャズならば、amazonからフィリップス SHE9700を購入したほうが、音が良くてしかも安いです。


ケーブルはタッチノイズを軽減するという楕円型のウェーブコードですが、ほんのちょっと少ないかなという程度の効果しかないです。からみにくいということの方がメリットとしては大きいです。



ATH-CK330のフィット感について


ボディが小型で軽く、イヤホン自体のフィット感は悪くありません。



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audio-technica ATH-CK330のスペック


装着方式 カナル型
構造 密閉型
駆動方式 ダイナミック型
ドライバーユニット 10mm
再生周波数帯域 20Hz~23,000Hz
出力音圧レベル 102dB/1mW
最大入力 40mW
インピーダンス 24Ω
コード 約1.2 m(Y型)
プラグ 3.5mm24金メッキ
L型ステレオミニプラグ
重量 5g(ケーブルを除く)
付属品 イヤーピース XS、S、M、L
コード巻き取りホルダー





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