|
||
TOP > イヤホンの音質比較 > JVC HA-FX3X |
HA-FX3Xは、JVCがアメリカで発売していたモデルを逆輸入したもので、「重低音&タフ」がコンセプトのXX (XTREME XPLOSIVES)シリーズのイヤホンです。2011年7月発売。 当初の発売は1色だけでしたが、2012年10月にボディ全体がブラックの「ステルスブラック」と、赤をアルマイト仕上げのメタルボディに採用した「クリムゾンレッド」が追加されました。 後継機は2014年に発売されたHA-FX33Xですが、ともかく人気があるので、いまだに生産・販売されているようです。ただし人気モデルのお決まりのパターンで、オークションやamazonには偽物が出回っています。 |
|||||||
HA-FX3Xの特徴について |
|||||||
JVC HA-FX3Xはカナルタイプのイヤホンです。 商品のコンセプトはハッキリしており、JVCのサイトで公開されています。 「HIP HOP系の音楽に求められる大迫力の重低音サウンド再生はもとより、アウトドアでのタフな使用に応える耐久性や装着感を追及するとともに、ストリート系ファッションへのこだわりを注ぎ込んだ」 HA-FX3Xのダイアフラムは、10mmのカーボン振動板を採用しており、これを駆動するドライバーは、磁力の強いネオジウムマグネットを使用しています。 最大の特徴は、独自の音響構造を持つ「エクストリームディープバスポート」で、これにより、パワフルな重低音を再生します。 メタルボディを採用しており、音質に影響する振動を抑えています。またイヤホンをぶつけた時に、ハウジングを衝撃から守るエラストマー素材の「タフ」ラバープロテクター装備しています。 ボデイは大きいですが、音筒部に最適な角度をつけた「エルゴノミックアングルドフォルム」により、安定して快適に装着できます。 伝送特性に優れたφ2.0mmのOFC(無酸素銅)コードを採用しています。 3サイズ(S、M、L)のシリコンイヤーピースとコードキーパー、携帯に便利なハードキャリングケースが付属しています。 |
|||||||
HA-FX3Xの音質について |
|||||||
サウンドとしてはUrbeatsに似たところがあります。たぶんアメリカで販売するということで、beatsのイヤホンを意識して作られた商品かもしれません。 ともかくパワフルな低音がポイントの骨太サウンドです。低音が強すぎるので全体のバランスは良くないですが、それもこのイヤホンの個性です。 頭の真ん中でズンドコ鳴り響く低音は、ある種の中毒性があります。 イヤホンの中には宣伝文句では豊かな低音とか言っておきながら、低音が出ないものがけっこうありますが、これは違います。 解像度や透明感は圧縮音源ではダメですが、CDやハイレゾではキチンと出ます。 HIP HOP系の音楽に合うように作られていますが、十分にロック、JPOP、アニソン、ダンスビートなどでも使えます。 逆にクラシックやジャズを聴くには、高音の出方やバランスが悪いので、ちょっと厳しいですが、フュージョンやスムースジャズあたりは、このサウンドで聴くのも良いかなと思います。 |
|||||||
HA-FX3Xのフィット感について |
|||||||
ボディは大型で少し重いですが、フィット感が良いせいか、あまり重さは感じません。 |
|||||||
JVCのその他のイヤホンのレビュー |
|||||||
HA-FXH20 HA-FX3X HA-FX12 | |||||||
HA-FX3X-B ステルスブラック | |||||||
|
装着方式 | カナル型 |
構造 | 密閉型 |
駆動方式 | ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 10mmネオジウム |
再生周波数帯域 | 5 Hz~25,000 Hz |
出力音圧レベル | 104 dB/1 mW |
最大入力 | 200mW(IEC) |
インピーダンス | 16Ω |
コード | 約1.2 m(Y型) |
プラグ | 3.5mm 24金メッキ ステレオミニプラグ |
重量 | 6.2g(ケーブル除く) |
付属品 | イヤーピース(S、M、L) コードキーパー キャリングケース |
イヤホン |
ヘッドホン |
DAP |
ヘッドホンアンプ |
デジタルアンプ |
USB DAC |
オーディオケーブル |
PCオーディオTOP |
オーディオTOP |