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Panasonic RP-HC700は2010年9月15日に発売された、ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォンです。オープン価格で発売時は20,000円前後でした。 カラーはブラックとホワイト。 商品のコンセプトは、アウトドアタイプのオーバーヘッドホンとして、デザインにこだわり「いい音」を「カッコ良く」楽しめるファッション性を重視したヘッドホンということでした。 ドライバーユニットはバイオセルロースを採用して、高剛性かつ軽量化を実現した40mm振動板を搭載。マグネットは磁力が高いネオジウムマグネットです。 ボイスコイルはCCAW(銅クラッドアルミ線)で、アルミ線に銅をコーティングした線材を使用して軽量化をはかっています。 ハウジング部は真空蒸着の上にグラデーション塗装を施したもので、高級感はありますが、アウトドアタイプというコンセプトとは合いません。 ソフトで肌触りのイヤーパッドとソフトヘッドパッドを採用しています。 ケーブルは1.5mと 60cmが付属しています。ヘッドホン側、機器側ともに3.5mmのステレオミニプラグで、機器側はL型ステレオミニプラグになっています。コードの導体はOFCリッツ線です。 乗り物やエアコンなどの周囲の騒音を軽減するノイズキャンセリング機能を搭載しています。雑音抑制量は22 dB以上(約200 Hz)。 ノイズキャンセリング機能は単4形乾電池で動作します。電池の持続時間はアルカリ乾電池で約34時間。マンガン乾電池で 約15時間です。 スイーベル機構の採用により、ハウジングを約90度回転させて折りたたむことができます。 付属品はキャリングケース、着脱コード(1.5m、60cm)飛行機用プラグアダプター、ステレオミニ標準プラグアダプター、単4形乾電池。 |
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Panasonic RP-HC700の音質 |
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全体としはフラットの中で高音を少し持ち上げた感じです。 良いのは高音だけで、中音と低音は篭りが出ます。このせいもあって低音はドロドロとした音になります。ただでさえ低音は量感も少ないので、低音が欲しい人には向きません。 レンジは狭く透明感や解像度も良くありません。総合的にみてもDENON AH-D1100やAKG k240STUDIOよりも音が悪いです。 ノイズキャンセリングですが、RP-HC700はもともと密閉度の高いヘッドホンです。そのためノイズキャンセリングを使用しなくても、外の音はかなり遮断してくれます。 ノイズキャンセリングを「ON」にすると、少し音量が大きくなります。外部の音は確実に小さくなるので、効果を実感できます。しいて言えば高め音はキャンセリング効果が小さい感じがします。 でもノイズキャンセリングがどうのこうのという以前に、音の改善をはかるべきです。 |
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Panasonic RP-HC700の
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側圧は強めです。イヤーパッドは柔らかいので、側圧が緩和される部分もありますが、形状が縦長なのでフィット感は良くありません。長時間使用するのには向きません。 |
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装着方式 | オーバーヘッド型 |
構造 | 密閉型 |
駆動方式 | ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 40mm |
再生周波数帯域 | 10 Hz~30,000 Hz |
感度 | 96 dB |
最大入力 | 1000mW |
インピーダンス | 71 Ω(NC ON) 26 Ω(NC OFF) |
コード | 1.5 m(片出し) OFCリッツ線 |
プラグ | 3.5mm 金メッキステレオミニプラグ |
重量 | 186g(ケーブル除く) |
付属品 | 金メッキステレオ変換プラグ(ステレオミニプラグ→ステレオ標準プラグ) 3.5mOFC線延長コード キャリングポーチ |
ヘッドホン |
イヤホン |
DAP |
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デジタルアンプ |
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