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CDプレーヤーの出力で片方のチャンネルから音が出ない




ほとんどがアナログ出力端子のハンダ割れによる接触不良です。ハンダを修正しても音が出ない場合は、ヘッドフォン出力とデジタル出力をチェックします。

ヘッドフォン端子から音が出ている場合は、オーディオ回路の後ろほうにあるラインアンプ部のトラブル。

ヘッドフォン端子から音が出ていなくて、デジタル出力からは音が出ている場合は、デジタルフィルター以降の回路のトラブルということになります。どちらもパーツの不良か基板のハンダ割れによるものです。

(1) アナログ出力端子のハンダ割れ
(原因)
アナログ出力端子にケーブルを抜いたり差したりした時に、出力端子に力が加わって起こるトラブルです。

(対策)
基板のハンダを修正すれば直ります。

(2) オーディオ回路のパーツの不良かハンダ割れ
(原因)
オーディオの回路にあるコンデンサ、抵抗、チップなどのパーツの不良か、回路の配線が断線(ハンダ割れを含む)によるものです。パーツの不良では、電解コンデンサのトラブルが確率的には一番多く、チップによるトラブルはまれです。

(対策)
テスターを使用して、不良となっているパーツや断線の箇所を探しだし、パーツの交換やハンダの修正などを行います。
それでもダメな場合は、オーディオ回路に電源を供給している電源回路の可能性もあります。
※高額機になるほど、独立電源のステージが細かく分かれています。


  
アナログ端子の裏側 ハンダ割れ




自分で修理やメンテナンスを行うのは全て「自己責任」です。うまくいかなかったり、キチンと動作しないことがあっても、当方は一切の責任を負いません。


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