TOP > オーディオ製品の修理


CDプレーヤーの故障の原因と修理・メンテナンスの方法

自分で修理やメンテナンスを行うのは全て「自己責任」です。うまくいかなかったり、キチンと動作しないことがあっても、当方は一切の責任を負いません。


5.CDが音飛びする(繰り返しになって先に進まない)

原因を大きく分けると、ひとつはキズや汚れなどCD自体(ディスク)の問題。もうひとつはCDプレーヤー側のトラブルです。

CDの場合はキズの付き方が問題で、中心の穴から見て放射状に付いたキズはCDプレーヤー側で、エラーの訂正をしやすいので、見た目は多少深くてもキチン再生できることが多いです。
トラブルになりやすいのは、中心の穴やCDの縁から見て、並行に付いたものや円弧を描いたキズです。この場合は、浅いキズでも信号を読みとれないことがあり音飛びになります。また深さがさよりも幅あるキズの方が音飛びがしやすいです。

ただCDプレーヤーが古くなったり、調子が少し悪くなったりすると、今までディスクに問題があっても再生できていたものが、急に音飛びし始める場合もあります。つまり2つの原因が重なって発生することになります。

CD自体の問題

(原因)
「繰り返しになって先に進まない」という場合は、汚れよりもキズが原因のであることが多いです。

ただ、汚れでも面積が広いと先に進まなくなることがあるので、一度クリーニング液を使ってクリーニングをしてみるのも良いかと思います。

(CDのクリーニング)
オーディオテクニカから専用のクリーニング液なども発売されていますが、量のわりには値段が高いです。

ウチではメガネ用のクリーナーを使ってCDをクリーニングしています。価格は安いのですが、どうしても洗浄剤の成分が残ってしまうので、それをキレイにふき取る必要があるのが難点です。台所洗剤を薄めて使う場合も、ふき取りには注意が必要です。

CDを台所洗剤で洗う場合は、スポンジよりもガーゼなど軟らかい布のほうが良いです。洗った後はよく乾かすのがポイント。

アルコールを使ってのクリーニングは効果てきめんなのですが、CDに使われているポリカーボネートを痛めてしまうのでNGです。


CDプレーヤーのトラブル

「繰り返しになって先に進まない」という場合は、ピックアップの問題ではなく、ピックアップを移動させるメカの問題です。
メカといってもギヤを使ったメカで起こるトラブルなので、バブル時代のリニアモーターを使ったメカでは、発生の度合いはかなり低いです。

(1) ピックアップを移動させるメカのギヤのグリスの固着や汚れ
(原因)
ピックアップを移動させるメカの歯車(ギヤ)部分に使われているグリスが、部分的に固まりそこから先に進まなくなります。また大きなゴミが付いている場合も同様のことになります。

(対策)
綿棒にアルコールなどのクリーニング液をつけて、ギヤの部分をクリーニングすれば直ります。

(2) ピックアップのガイドバーのグリスの固着や汚れ
(原因)
ピックアップを支えているガイドバー(金属製の細い棒)に使われているグリスが、部分的に固まりそこから先に進まなくなります。また大きなゴミが付いている場合も同様のことになります。

(対策)
綿棒にアルコールなどのクリーニング液をつけて、ガイドバーをクリーニングすれば直ります。



  
ピックアップのスライド用ギヤ ガイドバー













オーディオの修理