|
||
TOP > オーディオアクセサリー > CD用アクセサリー |
1982年のCDプレーヤーの発売後、オーディオメーカー、アクセサリーメーカーともにたくさんのCD用アクセサリーを発売しました。特に80年代の後半は空前のCDブームということもあり、CDクリーナーだけでも50種類近くが発売されていました。 |
→CD用のスタビライザー |
超音波によってCDの汚れを落とすという「究極」のCDクリーナーです。1987年の発売。 使い方は小型のナベのような容器に、クリーニング液と水を入れよく混ぜ合わせ、CDをセットしてスタートボタンを押すだけです。 クリーニング後は流水でクリーニング液を洗い流し、残った水滴を付属のテクニクロスで拭き取るというものでした。 クリーニング液は20回分で、なくなった場合は別売のクリーニング液(AT694)も販売されていました。 また中性洗剤を使用することによって、装身具や金属製のアクセサリー、日用小物などもクリーニングもできるようになっていました。 価格 16,000円(後に20,000円に値上) |
小型のナベのような容器や型番から見てもAT6060の弟分のように見えますが、こちらはCDに付属のクリーニング液をスプレーして容器にセットし、高速回転させてその遠心力でクリーニング液と汚れをハジキ飛ばすという、やや荒っぽいクリーナーです。 メーカーのキャッチフレーズは「遠心力脱水でCDについた微細なエア・ダストまで強力にクリーニング!」ということでしたが、実際のクリーニング力は下のパッドやブラシを使用するクリーナーよりも弱いという代物でした。 メーカーもそれは当然承知で、落ちない汚れは付属のスティツク型クリーニングパッドで拭くようにと書かれていました。 発売は1989年ごろですが、1991年のカタログブックからは消えているので、この手のクリーナーとしては短命に終わった商品です。 単3乾電池2個使用。 価格 5,800円 |
1988年ごろに発売された、ポータブルCDプレーヤー型の湿式CDオートクリーナーです。 ディスクを効果的にクリーニングする特殊パッドを使用し、ダブルロータリーメカによりデイスクを放射状にトレースしながらクリーニングします(ラジアル・トレースクリーニング)。クリーニング時間は約30秒。 電源は単3乾電池4本で、別売のACアダプタ(AC-D2)の使用により、AC電源でも使用可能でした。 クリーニング液とパッドは約50回分で、スペアの型番はXP-7SP。 価格 7,400円 |
1989年ごろに発売された手動式の湿式CDクリーナー。中にCDを装着して内部のパッドに付属のクリーニング液をしみこませて、ノブを指で回転させてクリーニングします。 8cmCDもクリーニング可能ですが、同時期にテクニカからは、8cmCD専用の「AT6080(1,800円)」も発売されていました。 価格 3,600円 補充用クリーニング液 AT626 850円 スペアパッド AT679 500円 |
1986年ごろに発売された手動式の乾式CDクリーナーです。機械式のクリーナーとしてはかなり初期のものだと思います。 中にCDをセットしてスライドレバーを往復させるとCDが、クリーニングされるとともに、自動的に未クリーリングの部分までCDが回転するというすぐれものです。 乾式では指紋や油性の汚れがなかなか落ちないため、クリーニング液とペーパーも付属していました。 価格 3,800円 スペアパッド AT671 500円 |
手動式のCDクリーナーキット、CD-10K(3,000円)の特別バージョンのようで、ONKYOの販促品として作られたもののようです。 パッケージはCDプレーヤーのチャッキングアームを模したものです。 使い方はCDを逆さにセットし、セーム皮のクリーナーで汚れをふき取るというもので、クリーニング液とブラシ、CDシングル用のアダプタも付属していました。 |
1989年ごろに発売されたCDとLD兼用のクリーニングキットで、ムース(発泡)タイプのクリーニング液に天然セーム皮、不織布がセットになっています。 価格 1,500円 100ml |
1989年ごろに発売されたムース(発泡)タイプのCDクリーナー。AT6071はクリーニング液だけですが、これにクリーニングペーパーと仕上げ用テクニクロスをセットにしたものがAT6072(2200円)となります。 当時のカタログブックを見るとテクニカだけで14種類ものCDクリーナーを発売していました。 価格 900円 100ml |
1980年代にCDの縁にマジックをぬると、音がよくなるという都市伝説のような話が巷で広がってため、それにヒントを得て発売となった商品。緑色のマジックペンと、それを落とすためのクリーニング液がセットになっています。 CDプレーヤーのレーザー光線がCDの反射・記録層に当たった後に、その光の一部がポリカーボネード内で乱反射を繰り返して、CDの縁から外に出て、プレーヤーの内部で反射してピックアップ内に入り込み音質に悪影響を及ぼす。これを赤色レーザーの補色となる緑色をCDの縁を塗ることによって、光を吸収するというものです。効果はCDの読みとり精度が向上し音質改善するというものでした。 当時のCDプレイヤーはトレイが大きく、深かったため、CDの縁から外に出た光は、トレイ部分でほとんどがブロックされましたし、CDとピックアップのギャップがとても狭いので、乱反射が入り込む余地も少なく、ほとんど影響はありませんでした。 また塗るにしても普通の50〜100円程度のマジックでも用が足りることでしたので、ほどなくして販売終了となりました。 これと同時期か少し後ぐらいに発売されたのが、アメリカのAudio Prism社の「CD Stoplight」で、全く同じ効果をうたっています。(こちらはまだ販売中) 最近ではエソテリックが、ドイツのグラス-オーディオディスクシステムの「CDサウンド・アップグレーダー」という、CDディスクのエッジを斜めに削り、エッジをフェルトペンで黒く塗ることで、ディスク内部での光の乱反射を抑え音質を向上させるというものを発売していました。 ドイツの生物化学者シュロット博士が開発し、ハイエンド・オーディオファン用に設計されているなどと、何やら怪しげな宣伝文句でしたが案の定、輸入を取りやめたようです。 |
||||||
|
1990年発売。CD用のコーテティングオイルとミクロンクロスが入っています。 CDにコーテティングオイルを塗ることによって、表面のヨゴレをとると共に、光の屈折率の低い薄い膜を作り、レーザー光線の透過率を高め、信号の読みとり精度を向上させ音質を改善するというものでした。 価格 1,600.円 これのすぐ後に、オーディオテクニカもCD-S1(CDクリスタルコート)という、コーティング剤を発売。こちらのほうは、ディスクの表面のデコボコやキズを均一化し、レーザー光線の反射率を改善、音質を向上させるというものでした。 |
TOP |
CDプレーヤー |
アンプ |
スピーカー |
カセットデッキ |
チューナー |
レコードプレーヤー |
PCオーディオ |
ケーブル |
アクセサリー |
歴史・年表 |
いろいろなCD |