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GUSGU GSG-T10のレビュー

オープン価格 実売2,980円



GUSGU GSG-T10は、2019年7月に発売された完全ワイヤレスイヤホンです。amazonでの価格は2,980円ぐらい。


安いモデルですが機能は充実しており、Bluetooth 5.0とEDR(拡張データレート)により、データの転送速度が向上して、ペアリング時間の短縮。

イヤホンだけでON/OFF可能のため、充電ケースの携帯が不要。タッチパッドによるワンタッチ操作、IPX7.0防水、両耳通話、CVC8.0ノイズリダクション。

ケースのバッテリーは4000mAhの大容量で、片耳40〜60回の充電が可能。イヤホン自体も連続5〜7時間連続使用が可能となっています。

また充電ケースはUSB出力できるので、スマホのモバイルバッテリーとしても使えます。充電ケースのバッテリーの残量はLEDディスプレイに数字で表示されます。


オーディオ コーデックはSBCとAACです。最近のAndroidのスマホはAACに対応しているので、問題はありません。

ボリュームのコントロールはスマホで行います。


イヤホン本体と充電ケースの他に、イヤーピース 3サイズ(S、M、L)とUSB充電ケーブルが付属しています。

イヤホン本体の機能はPZX Air-TWSと、ほぼ同じですので、チップセットは同じ物を使っているのかもしれません。


GSG-T10の最大の問題は、iPhoneのiOS 13以降との相性が悪く、ペアリングなど、いろいろな問題が起こること。

iOS 13以降のアップデートでは、いろいろなイヤホンや周辺機器で、Bluetoothの接続が問題となり、アップルもiOS 13.1.3で改善をはかっていますが、GSG-T10とは特に相性が悪いようです。

ネットではGSG-T10が使っているチップセットのファームウェアを書き換えると正常になるとの情報もあります。

ただ多くの人が勘違いしていますが、今回の問題はアップルがiOSのアップデートの際に、周辺機器との接続テストをキチンとやらなかったところに問題があり、メーカーはとばっちりを受けた部分が大きいです。


ウチのスマホ(Android)のほうは、大きな問題はなく快調に動いています。

この商品も、レビューには「下げ」レビューが多くなっていますが、価格的には音質を除けば、それほど悪い商品ではないと思います。



ペアリングについて


スマホとのペアリングは、イヤホンをケースから取り出すと自動的にペアリングが開始されます。

スマホとの接続は安定しており、音切れは無いです。動画などを見ると、たまに遅延することがあります。


音楽の再生中にイヤホンのズレを直そうと、イヤホンを触るとタッチパッドが作動して、曲を停止したり、通話モードに入ったり、SiriやGoogleアシスタントを起動します。

この時に音楽は途中で停止するために、ペアリングが解除されたと勘違いする人もいます。

確かにタッチパッドはちょっと触れただけでも、反応するので使いにくいですが、操作方法を理解すれば勘違いはなくなると思います。



音質について


音質は良くないです。有線の1000円クラスのイヤホンよりも劣ります。

ワイヤレスイヤホンでよくある、こもったような音で、解像度が悪く低音が出ないです。音数は少ないし、細かい部分は音が潰れています。


それでも下には下がいるもので、PZX Air-TWSのほうが音は悪いです。



フィット感について


イヤーピースの出来はよくありません。ただし、イヤホン本体を耳の中にハメてホールドするタイプなので、イヤーピースの重要性は低下します。





GUSGU GSG-T10のスペック

装着方式 カナル型
駆動方式 ダイナミック型
Bluetooth規格 5.0
対応プロファイル HFP1、7 HS2 A2DP1.3
AVCRP1.6 SPP1.2 PBAP1.0s
対応コーデック SBC、AAC
防水 IPX7
バッテリー ケース 4000mAh
重量
付属品 充電ケース
USB充電ケーブル
イヤーピース(S、M、L)。




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GUSGU GSG-T10の音質とレビュー・評価 B級オーディオ・ファン