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茶楽音人 Co-Donguri Brassのレビュー

オープン価格 実売3,600円



茶楽音人のCo-Donguri Brassは、2018年6月に発売されたハイレゾ対応イヤホンです。

2016年6月に発売された、Co-Donguri 雫(SHIZUKU)の派生モデルです。内容はかなり強化されていますが、実売価格は事実上、据え置きとなっています。

※Co-Donguri 雫の改良型であるCo-Donguri 雫 S2は2020年7月に発売。


Co-Donguri Brassでは、ドングリのようなデザインや、外耳道の中で発生する6kHzの共振を抑える「トルネードイコライザー」は、そのまま継承。

新たにハウジングの金属部分に、高比重金属のBrass(真鍮)を採用して共振を抑え、音質を向上しています。


ケーブルはOFC線x4芯だったのが、OFCリッツ線x4芯に変更となりました。

リッツ線はエナメル線を撚り合わせたもので、高周波特性が向上します。普通の導体よりもコストが高いのと、ハンダ付の際に手間がかかるので、加工コストも高くなります。


付属のシリコン製イヤーピースは、「ファイナル Eタイプ」に変更。サイズはS、M、Lサイズ。


カラーはBordeaux(ボルドー)とNoir(ノアール)の2色。


※茶楽音人(さらうんど)は、SONYでヘッドホンやスピーカーの開発・設計を担当していた山岸亮氏が、2010年に設立した「音茶楽」と、イヤホンなどの設計・製造を行う「TTR」がコラボして誕生したブランドです。



Co-Donguri 雫の音質について


音はCo-Donguri 雫に比べると、確実に1ランクアップしました。

大きな違いは解像度が向上して、突き刺さるような高音が消えたこと。これで中音と高音のバランスが良くなりました。

低音は一部の曲では、かなり出るようになったことが確認できますが、全体としては、まだ量感が不足しています。

いちおうハイレゾ対応のイヤホンですが、レンジはあまり広くありません。


音楽のジャンルはオールラウンドでロック、JPOP、クラシック、ジャズ、アニソンといろいろなジャンルに使えます。



Co-Donguri 雫のフィット感について


真鍮を採用したことで、重さが16gから22gに増えましたが、イヤーピースが、「ファイナル Eタイプ」に変更になったことで、フィット感は大幅に向上しました。



Co-Donguri 雫 グリーンオパール





茶楽音人 Co-Donguri Brass


装着方式 カナル型
構造 密閉型
駆動方式 ダイナミック型
ドライバーユニット 10mm
再生周波数帯域 5Hz~40KHz
出力音圧レベル 106dB/1mW
最大入力 200mW
インピーダンス 16Ω
コード 1.2m(Y型)
プラグ 3.5mm金メッキL型ステレオミニプラグ
重量 22g
付属品 シリコン製イヤーピース(S、M、Lサイズ)





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