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SONY CDP-333ESAのトレイのゴムベルト交換





CDP-333ESAやCDP-555ESAでトレイが開かなくなった場合、原因のほとんどはゴムベルトの劣化です。

ゴムベルトは耐久性を考慮してウレタンゴムが使用されていますが、年数が経過すると過水分解を起こして、ベルトが伸びてしまったり、切れてしまいます。

メカはCDP-333ESAとCDP-555ESAは共通(ブリッジの形が違うだけ)ですので、作業の手順は同じです。


※必ず先にコンセントから電源コードを抜いてから作業してください。

交換の作業手順

1.CDP-333ESAの天板を外し、手でトレイを前に出します。

2.トレイの裏側に、前面のカバーを固定しているビスと、右側の丸棒を固定しているビスがあるので、これをはずします。



3.トレイを元に戻して、メカに付いているブリッジと、ステイプルロックをはずします。


ブリッジとステイプルロックをはずした状態


4.メカの右側にある配線を束ねているフックから配線をはずして、配線が伸びるようにします。
フックは3ヶ所あり、やわらかい針金が使われています。



5.メカを固定しているビス(2ヶ所)をはずして、メカ全体をゆっくりと斜め上へと引っ張ります。
メカが外れたらフロントパネルと電源回路の上にそっと置きます。

※メカを引っ張り出す時に、の後ろに電源回路のコンデンサに、ぶつけないように注意。



6.トレイをはずします。メカの前部にあるのが、トレイ開閉用のギヤとプーリーです。



7.ギヤ2個を外すします。(Eリングは付いていないので簡単に取れます)
プーリーから古いゴムベルトを外して、新しいゴムベルトに交換します。


8.1~7までの手順と反対にメカを組み立てていけば完了です。
注意点としてはステイプルロックが開いた状態で取り付けないと、トレイがうもく開閉しません。


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