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AT150E/Gは1979年に発売されたVM型(MM型)のカートリッジで、当時のAT100シリーズのトップモデルとなります。 AT100シリーズは、カッターヘッドと相似的な発電方式であるVM型に加え、新しく開発された「パラトロイダル発電系」を採用しています。メーカーでは伝送性能が大きく向上したこともあり「第2世代のVM型」と呼んでいました。 パラトロイダル発電系はAT-25の「トロイダル発電系」を、文字って名付けられたようですが構造は違います。 コアの部分は「パラトロイダルラミネートコア」と呼ばれ、継ぎ目のないコアに横方向からボビンを挿入して、磁気ギャップをくぐらせてコイルを巻いた構造になっています。 また2枚のコアを積層することで高域特性も改善し、左右の発電系はセンターシールドプレートで分離して、電気的なクロストークを減らしています。 これらにより発電効率は従来よりも大幅に向上し、中高域レスポンスの中だるみ現象も解消されています。またインピーダンスも従来モデルよりも低くくなりました。 カンチレバーはベリリウムパイプでも使用。ボディはアルミダイキャスト製。付属のヘッドシェルはマグネシウム合金の「MS-9」です。 1981年には創立20周年記念モデルとして「AT150E/G LIMITED」(限定生産品 1000個)を発売。 1983年に改良型のAT150Ea/Gが発売。1997年にはマイクロリニア針のAT150MLXを発売。それをベースに2011年には50周年モデルとして「AT150ANV」を限定生産しています。 そして2016年に登場したVM700シリーズもAT150の系列であり、交換針もVMN30ENなどが使用できます。 |
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Audio-Technica AT150E/Gの仕様
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MCカートリッジ |
MMカートリッジ |
ヘッドシェル |
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