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S.M.S.L T2は、2017年4月に発売された真空管方式のヘッドホンンプアンプです。 オープン価格ですが、実売価格は6,500円ぐらい。 デスクトップオーディオ用の真空管アンプの先駆けとなったのは、イタリアのCarot One(キャロットワン) の「Ernestolone」と「FABRIZIOLO」です。 中国では2016年ごろから小型真空管アンプが次々に発売され、中でもFX-AUDIO-の TUBE-01 真空管プリアンプが大ヒットしました。 その他メーカーの製品もTUBE-01と同じ真空管プリアンプでしたが、S.M.S.Lは真空管ヘッドホンアンプを発売します。 2016年8月にUSB-DAC搭載の真空管ヘッドホンアンプ「T1」(実売11,000円ぐらい)を発売。それに続いて2017年に発売されたのが、この「T2」となります。 T2の本体のサイズは、幅7.29 x 高さ2.59 x 奥行8.79cmとかなりコンパクトで、いわゆる手のひらサイズです。 入力端子はフロントパネルに3.5mmステレオミニジャックがあるだけ。出力端子もイヤホン/ヘッドホン用の3.5mmステレオミニジャックがあるだけです。 使い方としてはスマホやDAPなどと、3.5mmステレオミニプラグのラインケーブルでつないで、そこで再生した音楽をT2からイヤホンに出力するという感じになります。 出力は32Ωで70mW、64Ωで44mWしかありません。ゲインの切り替えも無いので、ヘッドホンで聴いても音量が上げられず、明らかにパワー不足です。 そのためイヤホン専用と割り切ったほうが良いです。イヤホンでもマルチドライバー搭載は厳しい感じがあります。 もちろんRCA端子とステレオミニの変換ケーブルを使用すれば、USB-DACやCDプレーヤーなどと接続することができます。 T2の内部の回路はとてもシンプルです。ちょうどこの頃はS.M.S.Lで手抜き設計が多かった時期にあたります。 前段の増幅には6J9真空管(中国製)を採用しており、ヘッドホンへの出力にはTI製のオペアンプ NE5532を左右独立で使用しています。 MCUとリレーによる保護回路を搭載し、スイッチのPOPノイズを減らしています。 電源には12VのACアダプターを使用し、内部で真空管用に昇圧しています。またDC-DCコンバータを使った正負電源回路があります。 ただ電源回路はお粗末でamazonで売られている、1600円ぐらいの真空管アンプよりも貧弱な部分があります。 付属品は12VのACアダプターのみです。 なお真空管はE180F、6688、EF861などと交換することができます。 |
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(音質について) | |||||||||||||||
音は「真空管ぽさ」を期待すると、がっかりするかもしれません。 少しウォームトーンになりますが、明らかに前段の真空管よりも、後段のオペアンプのカラーが強く出ています。 解像度はあります。真空管アンプは高音に特徴が現れますが、T2はこの高音がオペアンプぽい音になります。ボーカルは少し引っ込み気味。低音は少しまるくなります。 オペアンプ駆動といってもT2の出力は低く、ポタアンよりもパワーがありません。ゲイン切り替えも無いので、イヤホン、ヘッドホンのインピーダンスが高い場合は、音がうまく出ない可能性もあります。 |
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基板 | |||||||||||||||
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ヘッドホン出力 | 32Ω:70mW 64Ω:44mW 150Ω:23mW 300Ω:13 mW |
周波数特性 | 20HZ~20kHz |
高調波歪率+N | 0.0015% |
S/N比 | 80dB |
電源 | 12V センタープラス |
消費電力 | 5.6W |
サイズ | 幅72.9×高さ25.9×奥行87.9mm (真空管を含まず) |
重量 |
デジタルアンプ |
USB DAC |
ヘッドホンアンプ |
DAP |
イヤホン |
ヘッドホン |
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