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SONY ES CDプレーヤーの歴史 1988年


新しいリファレンスモデルとして開発され、CDP-X7ESDと「7」番台の名前が与えられました。ちなみに1988年モデルでは「555」番台は欠番となります。



CDP−X7ESD  1988年発売  200,000円

デザインは一新され、20キーは廃止されます。シャーシーはフレームとビーム構造を取り入れたFBシャーシ。天板はアルミトップ。
D/Aコンバータはバーブラウンの18bitのままですが、新開発の8倍オーバーサンプリング・45bitノイズシェイピング・デジタルフィルターを搭載。ジッター対策のためのデジタル・シンクIC。サーボ回路はサーボ電流のノイズ成分をローパスフィルターを通して除去したSサーボIIと回路面も大幅に見直しが行われています。

  →CDP-X7ESDの画像



CDP−338ESD  1988年発売  89,800円

フロントパネルのデザインはCDP-337ESDなどの流れを組んだものですが、中味はCDP-X7ESDと同じデジタルフィルター、D/Aコンバータを搭載、デジタル・シンクICやSサーボVと最新技術を投入。電源トランスはデジタル・オーディオ独立の2トランス。シャーシもFBシャーシとなり、サイドウッドが標準装備となります。

  →CDP-338ESDの画像



CDP−228ESD  1988年発売  59,800円

1988年は「598」のプライスゾーンが最大の激戦地帯。CDP-X7ESDやCDP-338ESDと同じデジタルフィルター、D/Aコンバータを搭載、デジタル・シンクICやSサーボVと最新技術を投入するも他のメーカーも物量を投入しており、この年で「22」シリーズは姿を消すことになってしまいます。

  →CDP-228ESDの画像

CDP-X7ESD CDP-338ESD CDP-228ESD
DAC 18bit 18bit 18bit
オーバ−サンプリング 8倍 8倍 8倍
D/Aコンバータ PCM58P X2 PCM58P X2 PCM58P X2
デジタルフィルター CXD1244 CXD1244 CXD1244
サーボ回路 SサーボV SサーボV SサーボV
メカベース アルミダイキャストベース ジブラルタルベース ジブラルタルベース
シャーシ 銅メッキ・FBシャーシ
アルミトップ
FBシャーシ
インシュレーター ファインセラミック セラミック
ピックアップ KSS-190A KSS-210A KSS-151A
スライド機構 リニアモーター リニアモーター リニアモーター
電源トランス 2つ(デジ/アナ専用) 2つ(デジ/アナ専用) 1つ
出力 アナログ固定・可変・バランス
デジタル同軸・光
アナログ固定・可変
デジタル同軸・光
アナログ固定・可変
デジタル同軸・光
周波数特性 2Hz〜20kHz ±0.3dB 2Hz〜20kHz ±0.3dB 2Hz〜20kHz ±0.3dB
全高調波歪率 0.0015%以下 0.0022%以下 0.0025%以下
S/N比 115dB以上 113dB以上 110dB以上
ダイナミックレンジ 110dB以上 100dB以上 100dB以上
チャンネル
セパレーション
115dB以上 110dB以上 105dB以上
消費電力 22W 18W 12W
サイズ W470×H125×D375mm W470×H125×D375mm W430×H115×D340mm
重量 17.0kg 12.5kg 6.2kg
リモコン RM-D770 RM-D670 RM-D570




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