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SONY WI-C310のレビュー

オープン価格 ソニーストア 4,880円(税抜き)



SONY WI-C310は、2019年7月6日に発売されたネックバンド・タイプのワイヤレスイヤホンです。


現在のイヤホンの売れ筋は完全ワイヤレスイヤホンです。といっても完全ワイヤレスは落としたりするトラブルも多く、ネックバンド・タイプの需要もまだあります。

その中で売り上げNo.1をキープしているのがSONY WI-C310です。


WI-C310の特徴はバッテリーの長さで、音楽の再生時間が最大で15時間もあります。完全ワイヤレスイヤホンは長い物でも5時間ぐらいで、ほとんどのイヤホンは3時間程度ですので、5倍ものスタミナがあります。

さらに、このバッテリーは充電性能も高く、10分間の充電で約60分の再生が可能です。完全充電は約3時間。


ドライバーは9mmのダイナミック型で、マグネットにはネオジウムが使用されています。


Bluetooth 5.0を搭載。マルチペアリング対応により最大8台までの機器登録が可能です。

オーディオコーデックはAACとSBC。


リモコンでは再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量の調節、着信応答、終了の操作や、SiriやGoogleアプリといったスマートフォンの音声アシスタント機能の起動にも対応しています。


カラーはブラック、ブルー、ホワイト、ゴールドの4色。


付属品は充電用のマイクロUSBケーブルと、ハイブリッドイヤーピースS、M、L。



ペアリングについて


スマホやDAPとのペアリングは、電源ボタンを長押しするとLEDが点滅して、信号音の後にペアリングします。

ペアリングは速いです。ペアリングした後は安定しています。


一時期、Amazonではペアリングが悪いような投稿が多くありましたが、文章を見ると、テンプレを使った典型的な評価の「下げ」投稿も目立ちました。


完全ワイヤレスイヤホンに比べれば、ネックバンド・タイプの売上は少ないですが、それでもまだ多くのメーカーが製品を販売しています。

ネックバンド・タイプの売れ筋は音質よりも価格重視になっており、特に低価格帯が得意な中国のメーカーにとって、SONY WI-C310は一番の邪魔者であることは間違いありません。
そのために、このような投稿が多くなったとも考えられます。



音質について


音はフラットです。高音は抑えられていて、シャリつくことはありません。低音は少し強めにでますが、締まりが弱くブーミーで、こもる感じがあります。これが全体の音を悪くしている部分もあります。


解像度や透明感は良くないですし、細かい音は再生が十分でない部分もあります。価格的にはしょうがないところです。

聞きやすさを優先た音で、ドンシャリ好きな人やオーディオ的な音の良さを求める人には向きません。


SONYということで、XPERIAやウォークマンと相性が良く、これに合わせたチューニングになっていると思います。



フィット感について


フィット感は良いです。ただイヤーフックが無いので、運動には向きません。

イヤホン本体は小さくて軽いですが、バッテリー部分が大きくて重いので、使う際に気になることもあります(特に夏場など)。その分、15時間の再生が可能な訳なのですが。



リモコン




SONY WI-C310のスペック

装着方式 カナル型
構造 密閉型
駆動方式 ダイナミック型
ドライバーユニット 9mm
再生周波数帯域 20Hz〜20,000 Hz
Bluetooth Ver5.0
プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
コーデック SBC、AAC
充電時間 約3時間
音楽再生時間 約15時間
重量 19g
付属品 ハイブリッドイヤーピースS、M、L。
USB充電ケーブル




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SONY WI-C310の音質とレビュー・評価