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Pioneer SE-CH5BLは、2017年3月に発売されたバランス接続専用のイヤホンです。 DAPのPioneer private XDP-30Rと、ONKYO rubato DP-S1と同時に発売されました。 E-CH5BLはハイレゾ対応モデルで、新開発の9..7 mm ドライバーを搭載しており、8 Hz ~ 45 000 Hzの広帯域再生が可能です。 独自の「Airflow Control Port」を採用しています。これは通気部をチューブポートとすることで、低音の音圧バランスを最適化や、引き締まった低音と分離したクリアな中音を再生します。 ノズルは従来よりも内径を大きくして、ドライバーを鼓膜に近い位置に設置することで、振動板から再生される音をストレートに伝えます。また、波長の短い高音が打ち消し合う反射波形を抑えています。 ハウジングは樹脂製ですが、接合部分にシリコン系の接着剤を採用して、音質に影響する不要な振動を軽減しています。 ケーブルはバランス接続専用で、プラグは2.5mm4極プラグです。 バランス接続は、通常のイヤホン(アンバランス接続)よりも、音質の悪化につながるノイズを減少させることができます。 ケーブル自体もツイスト構造の物を採用し、ノイズの低減やセパレーションの改善をはかっています。ケーブルの交換はできません。 タッチノイズを軽減するためにオーバーイヤーフィットスタイルを採用しています。 カラーはブラックのみ。 付属品はキャリングポーチと、イヤーチップ(S/M/L)。 |
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音質について |
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Pioneer private XDP-30Rと、中味が同じのONKYO rubato DP-S1でのレビューです。 DP-S1はPioneer SE-CH5BLと同時に発売されたDAPで、バランス出力端子を装備しており、明らかにSE-CH5BLの使用を前提にしたモデルです。 ですので、DP-S1やDP-30Rから見ると、SE-CH5BLは、いわば「純正品」「専用イヤホン」とも呼べる存在です。 DP-S1はヘッドホンアンプの設計のせいか、イヤホンとの相性がけっこうでますが、これは同じメーカー製のイヤホンということで、チューニングを合わせているせいか、相性はバッチリです。 通常のイヤホンに比べて、音がクリアで解像度も高いです。全体のバランスが良く、高音は良く伸びて、低音は締まりが良いです。 基本はカマボコ型ですが、DP-S1のイコライザーを使用しなくても、高音も低音も十分に出ます。 ジャンルはオールラウンド。クラシック、ジャズ、ロックとソツなくこなします。 DP-S1では高価なイヤホンでも、相性の問題でアニソンなどの打ち込み曲は、音が混濁してしまい、聴くに堪えない物もありますが、このイヤホンでは音のセパレーションが良く、十分に実用になります。 |
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フィット感について |
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シェア掛けで使用するタイプのイヤホンです。ハウジングはけっこう大きめですが、重量は7gと軽くフィット感は良いです。 ただ耳の小さい人は購入前に確認したほうが良いかもしれません。 |
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装着方式 | カナル型 |
構造 | 密閉型 |
駆動方式 | ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 9.7mm |
再生周波数帯域 | 8Hz~45,000Hz |
出力音圧レベル | 108dB |
最大入力 | 100mW |
インピーダンス | 26Ω |
コード | 約1.2 m(Y型) |
プラグ | 2.5mm4極プラグ |
重量 | 7g(コードを含まず) |
付属品 | イヤーピース S、M、L キャリングポーチ |
イヤホン |
ヘッドホン |
DAP |
ヘッドホンアンプ |
デジタルアンプ |
USB DAC |
オーディオケーブル |
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