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radius・ラディウス HP-N300BTのレビュー

オープン価格 実売7,980円(税抜き)



radius・ラディウス HP-N300BTは、2018年6月に発売されたネックバンド・タイプのワイヤレスイヤホンです。


13mmという大口径のダイナミック型ドライバーを搭載。このドライバーの特徴は「High-MFD構造」になっていることです。

ドライバーの前方にマグネットを装備していますが、他社のように振動板の駆動用ではなく、ボイスコイルから漏れる磁束に、同じ極のマグネットを置くことで、磁力を反発させて磁束を閉じ込めています。

その結果、磁束漏れが少なくなることで、ボイスコイルの磁束密度が高くなり、振動板が効率よく動くため、「感度」や「音質」が向上。トランジェント(過渡)特性の優れたた性能を得ているそうです。

また、ドライバユニットとハウジング部に、振動板の振動が阻害されるのを軽減する「ダブルプレシジョンアコースティックレジスター」構造を採用して、より精度の高いチューニングを行っているそうです。


オーディオ・コーデックはSBCに加えて、AACとaptXにも対応しています。防水はIPX4相当。

ハンズフリー通話が可能で、通話時の雑音やノイズを低減するQualcomm cVcテクノロジーを内蔵しています。

ペアリングは最大4台。音楽再生機器と通話機器、それぞれ1台ずつに同時接続が可能なマルチポイントに対応しています。

バッテリーの充電時間は約2時間で、最大持続時間は約9時間。


カラーはブラックとレッドの2色。

付属品は充電用のマイクロUSBケーブル(1m)と、イヤーチップ(S/M/L)。クリップとポーチ。



ペアリングについて


スマホとのペアリングは、電源ボタンを長押しするとバッテリーケース青いLEDが点滅して、信号音の後に「コネクテッド」という音声ガイダンスが流れて、ペアリングします。


ネックバンド方式なので、ペアリングはスマホとの1回だけですが、少し時間がかかります。ペアリング後は安定しています。
動画の再生時でも音切れは無いです。


音質について


音は「ドンシャリ」から「ドン」(低音)を取り除いたような音です。

高音は音の解像度があるように聴かせるため、少し強調したチューニングで、高音が伸びるとか、キレがあるなどと言う物ではありません。

ドライバーの解像度が高くないために、こういう手法を用いる訳ですが、あくまでも味付なので、効果は限定的。けっして解像度がある訳ではありません。


低音は量感が物足らないのと、締まりも良くなく、ドロドロという感じの音になります。


最大の問題はこの高音で、再生に使うスマホやDAPと、かなり相性がでます。

SONY ウォークマンNW-A45だと、NW-A45自体が高音が強いので、アニソンなどの打ち込みだと、かなりの曲で高音が「シャカ、シャカ」してしまい、ちょっと実用に耐えない部分があります。



フィット感について


フィット感は問題ありません。






radius HP-N300BTのスペック

装着方式 カナル型
構造
駆動方式 ダイナミック型
ドライバーユニット 13mm
再生周波数帯域 4Hz~25,000 Hz
出力音圧レベル 105 dB/+-3dB
インピーダンス 18Ω
Bluetooth Ver4.1
プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
コーデック SBC、AAC、aptX
防水 IPX4
充電時間 2時間
音楽再生時間 9時間
重量
付属品 イヤーピース S、M、L
USB充電ケーブル、
クリップ、ポーチ





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radius・ラディウス HP-N300BTの音質とレビュー・評価