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| JVC HA-SS02「SIGNA 02」は2015年9月に発売されたヘッドフォンです。オープン価格ですが、発売時の価格は30,000円ぐらい。 「SIGNA」シリーズはJVC初となるハイレゾ対応のヘッドフォン(JVCの言い方ではバンドポータブルタイプヘッドホン)です。 HA-SS02は密閉型のヘッドフォンで、ドライバーは40mmのダイナミック型で、振動板には軽量で高強度なPEN素材を採用しています。 メインマグネットの前方にマグネットを配置するダブルマグネットとなっています。 新開発の「クリアサウンドプラグ」により、ヌケがよく、純度の高い中域を実現しているそうです。 ハウジングの素材は軽量で高剛性のグラスファイバー配合の高強度ポリアミド樹脂です。 新開発のシーケンシャル・ツイン・エンクロージャーは、中高域用のキャビティ(小部屋)を装備することで、中高域と低域のバランスを最適化し、ワイドかつフラットなサウンドを実現。 イヤーパッドは肌触りのよいレザー素材(フェイクレザー)と、低反発クッションを採用しています。 付属のケーブルは本体側が3.5mm4極で、機器側が3.5mmステレオミニプラグとなっています。セパレーションを向上させるためにL/R独立グランドプラグになっています。 本体側のジャックは新開発のアンチバイブレーションジャックで、プラグとジャックの接触を安定させて、振動による音質の悪化を少なくしています。 メーカーからの説明は少ないですが、SIGNA 02はバランス駆動対応のヘッドフォンです。2016年9月に発売されたバランス対応ポータブルヘッドホンアンプ「SU-AX01」に合わせて、対応ケーブル「CN-HS01MB」(片出しタイプ)が発売されました。 付属品は着脱式ケーブルとキャリングケース。 携帯性はハウジングが回転して平たくなるので良いです。 |
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JVC HA-SS02の
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| ハイレゾといっていますが、音は良くありません。ヘッドフォンというよりも出来の悪いイヤホンの音みたいです。 一番の問題は少し音が籠るところ。ハウジングの剛性の不足かとも思いましたが、内部構造の問題のようです。宣伝文句では「クリアサウンドプラグによりヌケがよく、純度の高い中域」とか言っていましたから、これが犯人?。 またヘッドフォンなのに定位が悪く、音が立体的になりません。 高音は解像度はあるのですが、中音~低音の解像度が悪く、これにマスキングされてしまいます。低音は締まりが悪く、ドロドロした音で量感も不足しています。 ハイレゾを聴いてもレンジが狭く、音の滑らかさがありません。 サウンドとしては、フラットで少し柔らかめな音を目指したのかもしれませんが、籠り音と全体のバランスの悪さで、まとまりの無い音になっています。 外音の遮断性はまずまずといったところです。 |
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JVC HA-SS02の
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| 重さ220gですが、さほど気になりません。 側圧はあんまりキツくはないですが、フィット感が良いという感じではありません。 長時間使用するにはあまり向きません。 イヤーパッドのサイズは人によってオンイヤー。耳が小さい人はオーバーイヤーという感じです。 |
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| 装着方式 | オーバーヘッド型 |
| 構造 | 密閉型 |
| 駆動方式 | ダイナミック型 |
| ドライバーユニット | 40mm |
| 再生周波数帯域 | 8 Hz~52,000 Hz |
| 出力音圧レベル | 98 dB/1 mW |
| 最大入力 | 1000mW(IEC) |
| インピーダンス | 56Ω |
| コード | 1.2 m(片出し) OFC導体 |
| プラグ | 3.5mm 24金メッキステレオミニプラグ |
| 重量 | 220g(ケーブル除く) |
| 付属品 | 着脱式ケーブル、キャリングケース |
| ヘッドホン |
| イヤホン |
| DAP |
| ヘッドホンアンプ |
| デジタルアンプ |
| USB DAC |
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