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TaoTronics TT-BH07のレビュー

オープン価格 実売2,699円。



TaoTronics TT-BH07は、2016年12月に発売されたネックバンド・タイプのワイヤレスイヤホンです。発売時の価格は2,699円ぐらい。

全世界で200万台を超えるセールスを記録したベストセラー商品であり、ライフサイクルが激しいイヤホン業界で、4年に渡って販売されているロングセラーのイヤホンです。


TaoTronics (タオトロニクス)は、アメリカで2007年に設立されたメーカー「SUNVALLEY」のオーディオブランドです。本社は現在、中国の深センにあるそうです。

日本ではイヤホンやデスクライトなどを販売していますが、アメリカなどではそれ以外にもサウンドバーなどのオーディオ製品、加湿器、ヒーター、卓上フライヤーなどの家電製品も販売しています。


TT-BH07はBluetooth 4.1を搭載。オーディオコーデックはaptXとSBC。
リモコンでは再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調整などが可能です。


ハンズフリー通話が可能で、CVCノイズキャンセル6.0技術を搭載。リモコンからは電話の受信、終了、拒否、リダイアルが可能です。


バッテリーの充電時間は1.5時間で最大再生時間は約6時間。防水はIPX6です。


イヤホンのヘッド部分は磁石になっているので、使っていない時は、左右のイヤホンをくっつけておくことができます。


カラーはブラック、レッド、ピンク、ブルー、グリーンの5色。


付属品はイヤーピース(3サイズ)、イヤーフック(3サイズ)、USB充電ケーブル、ポーチ。



ペアリングについて


スマホやDAPなどとのペアリングは、他のモデルと同じようにリモコンの電源ボタン(マルチファンクションボタン)で行います。

ペアリングは安定しています。



音質について


発売時は価格が安くて音が良いということで、評判になったイヤホンです。アメリカのAmazonでは一日で5000個も売れたという話がありました。

現在は5000円以下のワイヤレスイヤホンの音質が向上したため、目立たない存在になりましたが、音が見劣りする訳ではありません。

古いモデルのため実売価格も下がり、amazonでは2200円ぐらい。eイヤホンではセールで2,000円以下で売られたりしています。

2000円ぐらいの価格で、この音ならば、まだまだコスパは高いです。


音はフラット系ですがメリハリのついた音です。少しこもり感があり、解像度や透明感は良くないです。細かい音が潰れたりするのは、この価格としては仕方ありません。

高音は耳に刺さることはありませんが、低音は締まりが悪くややブーミーです。

全体的には聞きやすい音だと思います。



フィット感について


イヤーピースもイヤーフックも柔らかい素材でできていますが、形状の煮詰めが甘いせいか、少し時間がたつと違和感を感じます。

また、イヤーフックは大きめですが、意外とサポート力が弱く、激しい運動をすると少しズレてきたりします。






TaoTronics TT-BH07のスペック

装着方式 カナル型
構造 密閉型
駆動方式 ダイナミック型
Bluetooth Ver4.1
コーデック apt-x、SBC
防水 IPX6
充電時間 約1.5時間
音楽再生時間 約6時間
重量 14g
付属品 イヤーピース(3サイズ)、イヤーフック(3サイズ)、USB充電ケーブル、ポーチ。




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TaoTronics TT-BH07の音質とレビュー・評価