TOP > イヤホンの音質比較 > Panasonic RP-HJX5


Panasonic RP-HJX5のレビュー


オープン価格 実売2,740円〜4,030円


Panasonic・パナソニック RP-HJX5は2014年10月17日に発売されたイヤホンで、カラーはブルー、ブラック、レッド、グリーンの4色です。

上級モデルのRP-HJX20、RP-HJX10とともに、「DTS Headphone:X」に、対応しているということで発売されました。

「DTS Headphone:X」はアメリカのDTS社が開発した、ヘッドフォン用のバーチャルサラウンド技術です。
専用のデコーダーを搭載したオーディオ機器やスマートフォンに、専用の再生ソフト(アプリ)があれば、普通の2chのヘッドホンやイヤホンで、最大11.1chのサラウンドを楽しめるというものです。

つまり「DTS Headphone:X」対応というのは、意味がなく単にユーザーを惑わすだけの宣伝文句です。


パナソニックのオーディオ部門の宣伝は、1980年代からいろいろとトラブルを起こしており、その病気はいまだに直っていないようです。

また松下電器の時代には、他社の商品をよくパクルので「マネシタデンキ」と揶揄されていましたが、その伝統も継続されているようです。

それはRP-HJX20、RP-HJX10の「アキシャルデュアルドライバー」と、「RP-HJX5」の「エキストラコントロール・マグネット」です。
この仕組みは前年に発売されたradius HP-NEF31に、搭載された「High-MFD」とほとんど同じ構造で役割も同じです。

ただ真似るだけではなく、それを使ってオリジナルより良い物を作るのも、パナソニックのうまいところ。RP-HJX5にも同じことが言えます。
ちなみにradius HP-NEF31と、全く同じ価格帯に投入されており、ライバル機になっています。



RP-HJX5の特徴について


パナソニック RP-HJX5はカナルタイプのイヤホンです。

エキストラコントロール・マグネットは、振動版の前方にもマグネットを設置し、ボイスコイルから漏れる磁束を、マグネットの反発磁力を利用して閉じ込めて、磁束密度を高める方式です。これにより感度を向上させるというもので、radiusの「High-MFD」のパクリともいえます。

ちなみにRP-HJX20、RP-HJX10の「アキシャルデュアルドライバー」は、基本的には同じ構造ですが、振動板の前面にもボイスコイルがあるという「?」な構造になっています。

イヤホン内部で発生する不要振動を制え、クリアな音を再生するために、制振アルミリングを装備しています。

豊かな低音を得るために、ドライバーの後ろの空気室を大きくした「ビックチャンバー」を採用しています。

専用設計のイヤーピースとロングポートで、高い遮音性を確保して、音漏れを低減しています。

コードは1.2m(Y型)で、導体にOFC(無酸素銅)のリッツ線を使用。からみ防止スライダーが付いています。

付属品はイヤーピース(XS/S/M/Lサイズ)とポーチです。



RP-HJX5の音質について


RP-HJX5は、radius HP-NEF31よりも後発ということで、解像度、透明感、バランスなどはRP-HJX5のほうが上で、負けるのは低音ぐらいです。

サウンドとしてはHP-NEF31が低音メインなのに対し、RP-HJX5は中高音がメイン。低音は良く締まっていますが量感は少ないです。

「パワフルな重低音を実現」という宣伝文句ですが低音は弱いです。イヤホンの場合、低音が出ない物ほど、宣伝文句では「低音」を強調する傾向がありますが、RP-HJX5もそのひとつです。

音は「ドンシャリ」系ではなく、かといって「フラット」という訳でもありません。多少のメリハリが付けられた、かための音ですが聴き疲れするほどではありません。

ジャンルはオールラウンド。クラシック、ジャズ、ロック、JPOP、ボーカルなど適応力は広いです。


タッチノイズはとても低く、よく抑えられています。



RP-HJX5のフィット感について


ボディが軽くイヤーピースの密着度も良好。装着感は良いです。



RP-HJX5-RB レッド&ブラック







Panasonic RP-HJX5のスペック


装着方式 カナル型
構造 密閉型
駆動方式 ダイナミック型
ドライバーユニット 12mm
再生周波数帯域 5 Hz〜25,000 Hz
出力音圧レベル 103 dB/mW
最大入力 100mW(IEC)
インピーダンス 16Ω
コード 約1.2 m(Y型) OFCリッツ線
プラグ 3.5mm金メッキ ステレオL型ミニプラグ
重量 6g(ケーブル除く)
付属品 イヤーピース(XS、S、M、L)
ポーチ















Panasonic RP-HJX5の音質とレビュー・評価 B級オーディオ・ファン